資本性ローン

Capital Loan

資本性ローンとは、日本政策金融公庫が行っている「新規分野等挑戦事業」に取り組む法人を支援するため、借入金の一部を自己資本とみなすことができる融資制度となっています。新規性、チャレンジ性が高いと認められる法人が対象となり、ベンチャー企業やスタートアップ企業向けの、比較的出資に近い性質を持った融資制度となっています。

資本性ローンの概要

資本性ローンとは、下記のような特徴を持った融資制度となっています。

1.

元金は期日一括返済

2.

無担保・無保証人

3.

直近決算の業績に応じた、1年毎の固定金利

4.

金融検査上、自己資本とみなす

5.

法的倒産手続き開始時、すべての債務に劣後

国民生活事業の資本性ローン

ご利用頂ける方 創業、新規事業展開等に取り組む企業
資金の使いみち 運転資金・設備資金
融資限度額 4,000万円
ご返済期間 5年1ヶ月以上15年以内(元金は期限一括返済、金利は毎月払い)
保証人 無担保・無保証人
利率 1.00%〜6.20%(直近の決算業績に応じて金利が変動)

中小企業事業の資本性ローン

ご利用頂ける方 新企業育成貸付、企業活力強化貸付、企業再生貸付を利用している企業
資金の使いみち 運転資金・設備資金
融資限度額 3億円
ご返済期間 5年1ヶ月・7年・10年・15年(元金は期限一括返済、金利は毎月払い)
保証人 無担保・無保証人
利率 0.45%~5.45%(直近の決算業績に応じて金利が変動)

資本性ローンのメリット

無担保・無保証人無担保・無保証人の借り入れになります。
当然、代表者様の連帯保証も不要です。
元金は期限一括返済期限一括返済のため、毎月利息のみの支払いとなります。
毎月の元本の返済がないことで、事業投資に使える金額が増え、事業をより一層加速させることができます。
業績に応じた金利設定業績に応じた金利設定となっています。
例えば、経常利益が赤字だった場合は、一部例外はありますが、国民事業であれば1.0%、中小事業であれば0.45%の金利が適用されます。
金融検査上、自己資本融資を受けた借入金は金融検査上、自己資本とみなされます。
よって、他の金融機関からの新たな融資が受けやすくなる可能性があります。
但し、金融検査上、自己資本とみなせる範囲は、償還期限まで5年を切った時点で、毎年20%ずつ償却されていきます。

資本性ローンのデメリット

審査の難易度が高い通常の融資に比べ提出資料も多く、難易度は高く、相談から融資決定まで通常2ヶ月程度かかります。
期限前の一括返済ができない利益が多く出ると金利が上昇しますが、金利が上昇したからといって一括返済するということはできません。
元金は返済期限日に一括返済が原則となっています。