新型コロナウイルス感染症がもたらした働き方改革
「新型コロナウイルス」という驚異的なウイルスが世界的に猛威を振るい、私たちの生活環境やスタイルは一変しました。
「ソーシャルディスタンス」をとることによって人と人のコンタクトが極度に減少し、
外出自粛によって、国内・海外問わず渡航・旅行の自粛はもちろん、自宅からの外出も避ける事態へ変化しました。
しかし、その影響によりリモートワークが加速し、地方へ移住し働いているビジネスマンも存在します。
この変化は、今までの日本の働き方を変える大きなきっかけとなりました。
生活環境を選ぶ際の優先順位が「働くのに便利な場所」から「住みたい場所」へ変わったことは、今後の人生プランや考え方にも大きな影響が起きるのではないでしょうか。
投資家が取得できる「投資家ビザ」
海外移住を検討する富裕層が取得するビザの一つに「投資家ビザ」というものがあります。
「投資家ビザ」とは、その国に一定の金額を投資することで永住ビザを取得できるというもので、アメリカやオーストラリアをはじめ、さまざまな国で発行されています。
本人だけでなく家族にも適用されるので、家族で移住を検討する場合に利用される方もいます。
ちなみに2020年は、コロナ禍における政府の対策や安全性から「ニュージーランド投資家ビザ」が圧倒的な人気を誇っていたそうです。
日本人が選択する国の特徴
国外に住む日本人の人口は年々増加しており、2020年の上位6位は
アメリカ(45万人)
中国(12万人)
オーストラリア(10万人)
タイ(7.5万人)
カナダ(7.4万人)
イギリス(6万人) となっています。さらに永住者は、アメリカ・オーストラリア・ブラジル・カナダに多く在住しています。
また、具体的に日本人が選択する国の特徴としては、
地理的に近い国、生活文化が近いアジア(シンガポールや香港、マレーシア)、税制メリットがある国が多いと言われています。