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ベンチャー企業とは

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中小企業とベンチャー企業の違いを説明できる方は、そう多くは無いのででしょうか。
ここではベンチャー企業の定義について触れていきます。

≪過去記事≫

ベンチャーキャピタルとは・1


ベンチャーキャピタルとは・2

ベンチャー企業の定義

実は、ベンチャー企業に明確な定義は定められていません。
TVや新聞などのメディアなどで一般的な中小企業と区別するポイントとしては、
「設立から5年程度と比較的若い会社であること」・「新しいビジネス領域を手がけていること」
「大企業が着手しにくい事業を立ち上げている」などが挙げられます。

混合されやすい組織

スタートアップ、ジョイントベンチャーなど「ベンチャー企業」と区別しにくい言葉があります。
ここでは、それぞれの特徴を説明します。
【スタートアップ企業】
新しいサービスやビジネス、事業を展開した上で、短い期間で成長を遂げている企業を指します。
ベンチャー企業とほぼ同じ意味で使われることも多いですが、今でこそ日本でもよく用いられる用語ですが、元々はアメリカのIT関連企業が集まるシリコンバレーでよく使われている言葉のようです。
【ジョイントベンチャー】
複数の企業が出資をしあうことで作り出す新しい企業を指します。合弁会社とも呼ばれます。
【社内ベンチャー】
既存の企業の中で、新規事業を立ち上げた組織を指します。新たに会社を設立させるわけではありません。
【ベンチャーキャピタル】
ベンチャー企業やスタートアップ企業などの未上場企業などへ出資を行う組織・会社を指します。

最後に

法律上はベンチャー企業も中小企業の一種と言えます。
しかし、一般に言う「中小企業」とはそうした中小規模の企業のうち、ベンチャー企業を除いたものを指します。
これはベンチャー企業が中小企業に比べ歴史が浅く、安定性よりも創造性や革新性を重視する傾向があるからなのです。